ＤＭＣＣＳ
日米欧総合安全保障議員協議会 NATO Parliamentary Assembly
05-14号
会報 |
「NATO PA関連活動ニュース（5.10〜5.11）」（抄訳）
協議会会員の皆様におかれましては、益々ご健勝にて政務にご精励中のことと存じます。
本会報は、令和5年10月のNATO PA年次総会後から令和5年11月末までの間におけるNATO PAの主要な活動をNATO PAホームページのニュース欄から抜粋しまとめたものです。
ミハエル・シュチェルバ（Michal Szczerba）NATO PA会長（ポーランド）は、10月24日、プラハで開催されたクリミア・プラットフォーム議会サミットで「ウクライナへの揺るぎない支援を要請する」ための演説（本文１〜３ページに掲載）を行いました。11月2日には、ロシアの核実験禁止条約批准撤回を非難しました。11月5日から6日にかけてイスラエルを訪問しイスラエルに対するハマスの大規模テロ攻撃の深刻なトラウマと影響を目の当たりにしました。また、11月24日から25日にかけてキーウを訪れ、ウクライナへの断固とした支援を再確認しています。
中東欧諸国支援のためのローズ・ロス・セミナーは、期間中の１回目が10月23日から24日にかけてスウェーデンで行われ、危機に瀕するパートナー国への強い支援を表明しました。また、２回目は11月14日から16日の間、ボスニア・ヘルツェゴビナ議会の協力を得てサラエボで開催され、ヨーロッパ大西洋への岐路に立つ同国の課題を認識しました。
更に、防衛安全保障委員会と地中海・中東特別グループ（GSM）の合同代表団は10月30日から11月2日まで、テュルキエ（トルコ）のアンカラとイスタンブールを訪問し、また、大西洋横断経済関係小委員会とNATO PAパートナーシップ小委員会はアジアのパートナー国であるオーストラリアを訪問しました。
活動項目を次ページに掲載しました。それぞれの内容については本文にてご確認ください。
ご参考のため配布致します。
会員の皆様はじめご家族並びに事務所の皆様、ご関係の方々のご健康を願っております。
令和5年12月
幹事長兼事務局長 長島 昭久 衆議院議員の命により
日米欧総合安全保障議員協議会事務局
目次
1. NATO PA会長、クリミア・プラットフォーム議会サミットで演説、ウクライナへの揺るぎない
支援を要請（5.10.24）1
「国際クリミア・プラットフォーム第2回議会サミット（チェコ共和国プラハ、5.10.24）における ミハエル・シュチェルバ（Michal Szczerba）NATO PA会長の演説」2
2. NATO PA議員ら、ストックホルムで行われたローズ・ロス・セミナーにおいて、危機に瀕する
パートナーへの強い支援を表明（5.10.31）4
3. ミハエル・シュチェルバ（Michal Szczerba）NATO PA会長、ロシアの核実験禁止条約批准 撤回を非難（5.11.2）7
4. NATO PA会長、イスラエル訪問を終える（5.11.7）8
5. テュルキエ、ますます不安定になる近隣地域において、地域の解決策を模索、国防の
回復力に投資（5.11.10）9
6. 同盟国議員、オーストラリアにて世界の安全保障上の課題に対する共通の対応策を議論 （5.11.24）14
7. NATO PA会長、ウクライナ議会で演説、ゼレンスキー大統領、ステファンチュク議長と会談 し、ウクライナへの断固とした支援を再確認（5.11.25）18
8. 岐路に立つボスニア・ヘルツェゴビナ、サラエボでの第105回ローズ・ロス・セミナー参加
者が語る。（5.11.29）20
以下、会報『05-14号』（会員等に限定配布）のとおり。